クラミジア(細菌)とは

クラミジア(クラミドフィア)は、細菌の一種です。クラミジアは偏性細胞内寄生体である、という性質を持っています。

 

人間のように、何かを食べてエネルギーを生産し、生き延びるというものではなく、クラミジア自身にはエネルギーを作り出すシステムが備わっていません。

 

そのため、クラミジアは他の細胞に寄生し、そのエネルギーをうばいながら生きています。
クラミジアには、種類があります。クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)は人間に感染し、トラコーマや性器クラミジア感染症を引き起こします。

 

Chlamydia pecorumはウシやヒツジといった家畜に感染します。また、鳥類と人間の間で感染の可能性があり、オウム病の原因となるのも、クラミジアの一種でChlamydia psittaciというものです。

 

Chlamydia (Chlamydophila) pneumoniae はクラミジア肺炎やクラミジア気管支炎の原因となります。
クラミジアのやっかいなところは、ペニシリン系・セフェム系などのβラクタム抗生物質が利かないというところです。

 

これはクラミジアが細胞壁をもっていないためです。このため治療を行う場合には、マクロライド系・テトラサイクリン系・ニューキノロン系といった抗菌剤が使われます。